アメリカ通信事業者業界ベライゾン、オールテルを買収

さて、先週アメリカ通信事業者業界第2位のベライゾンが業界5位のオールテル(Alltel)を総額281億ドル(約2兆9000億円)で買収、合計顧客数は約8000万人になると発表されました。これで、ベライゾンは米国内最大の移動体通信事業者となります。

ところで、オールテル社は7ヶ月前に275億ドルで、TPG CapitalとGS Capital Partnersによって買収されていました。米国内での金融業界内での厳しい状況が今回の買収につながったものと見られます。

また、アメリカでは消費者のおよそ80%がすでに携帯電話を利用しており、携帯電話の利用浸透が進むにつれて市場成長が鈍化するという予測を基に市場統合のうごきが始まるとも考えられます。業界3位のスプリント(Sprint)と4位のTモバイルUSA(T-Mobile)というケースも噂になっていましたが、スプリントの抱える事情から実現の可能性は薄いと考える向きが多いようです。

また、これとは別により規模の小さな移動体通信事業者MetroPCS CommunicationsとLeap Wireless Internationalなどが合併話の再開に興味を持つのではないか、と見るアナリストもあります(WSJ 2008/06/06記事)。

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