「パーソナルな媒体」という携帯電話の特性を活かして視聴者データを収集

Integrated Media Measurement(IMMI)は携帯電話を利用し視聴者データ収集方法を提供する会社。モバイル広告というのとは異なりますが、携帯電話の持つ「パーソナルな媒体」としての要素を利用し、新しい形でのデータ収集を目指している点で面白いと思います。

同社は、同サービスのモニター参加者に特別の携帯電話端末を提供。モニター参加者が2年間常時携帯電話を「携帯する」ことで、携帯電話利用料金全額を負担。「30秒ごとに10秒づつ」テレビ、ラジオ、デジタルビデオレコーダー、それにスポーツイベントやコンサートまでのサウンドを対象に録音、解析。IMMIによると、モニター参加者のうち、広告を聞いた人、また、広告を視聴した後、実際に購買行動に結びついたか、までを追跡できるそうです。気になる人間同士の会話などは騒音として無視されるそうです。

広告ビジネスに欠かせないユーザー行動データの収集として、最近話題になったものには他に「Portable People Meter」があります。

これは、専用のデバイスをモニター参加者に装着してもらい、モニター参加者が聴いているラジオ放送を自動的にモニターするもの。例えば、日中の間、どんなラジオ放送局を聴いていたか、など。レポートを紙に記入してもらう従来のものに比べて、より精度の高いデータ収集ができるとされています。また、「目標には届かなかったものの、データとして信頼できるもの」という報道がされているなど、従来型のモニターシステムからの移行がどのように進行するのかは、注目される点だと思います。

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