iPhoneアプリの利用状況と課金体系
Friday, February 20th, 2009 by Nobuko FujiedaThe Unofficial Apple Weblog で紹介されていたPinch Media制作によるプレゼンがとても面白かったので、ご紹介しておきますね。
iPhoneアプリ、有料アプリか、無料プラス広告による利益を目指すべきか、ダウンロードされてからどのくらい実際に利用されているのか。などなどとても興味深い内容です。
The Unofficial Apple Weblog で紹介されていたPinch Media制作によるプレゼンがとても面白かったので、ご紹介しておきますね。
iPhoneアプリ、有料アプリか、無料プラス広告による利益を目指すべきか、ダウンロードされてからどのくらい実際に利用されているのか。などなどとても興味深い内容です。

Source: eMarketer
市場調査などを手がけるeMarketerは、「USモバイル広告市場規模が2012年には$65億ドルを超える」と予測する資料を発表。これによると、アップル社のiPhoneやグーグルのアンドロイドなどで携帯電話市場に対しての認識は高まりつつあり、携帯電話広告が本格的に利用されるための基盤作りができたとしています。
2007年のアメリカにおける携帯電話広告市場規模は$878M(8.78億ドル)、そして、2012年には$6.5B(65億ドル)規模まで伸びると見ています。ちなみに、世界規模では2012年には$19B(190億ドル)と予測。
上記の統計とは直接関係はありませんが、最近、アメリカのモバイル広告分野のベンチャー企業では、モバイル広告のAdMobがモバイル広告分析ツール「AdMob Analytics」のベータ版をリリース、DoubleClickと提携するなど面白い動きを見せています。
最近、気がついたモバイル広告関連のベンチャー企業の資金調達を以下に簡単にまとめてみました。
| 企業名 | 時期 | 調達額 | 投資家名 |
| Ringleader Digital | 2008年2月 | $6M(600万ドル) | W2 Group |
| Ad Infuse | 2008年1月 | $12M(1200万ドル) | SoftBank Capital(リード投資家)、ComVentures、Storm Ventures |
| Smaato | 2008年1月 | $3.5M(350万ドル) | エンジェル投資家、Aeris Capitalなど |
| Millennial Media | 2007年11月() | $21.3M(2130万ドル) | Charles River Ventures(リード投資家)、Bessemer Venture Partners、Columbia Capital(前ラウンドから引き続き参加) |
| Amobee Media Systems | 2007年11月 | 調達額不明(戦略的投資。これまでに確認された資金調達はAccel Partners、Sequoia Capital、Globespanなどから) | Vodafone、Telefonica |
| Quattro | 2007年9月 | $12.3M(1230万ドル) | Globespan Capital Partners、Highland Capital Partnersなど |
参考:各社サイト、他ニュースサイトなど。
Boost Mobileはスプリント(Sprint)傘下のMVNO。そのBoostがモバイル広告のベンチャー企業Amobeeと組んでBoostユーザー対象に広告提供を始めました。広告受け取りに関するユーザー負担は無し。ユーザーが自発的に広告受け取り拒否しない限り、広告が提供される形式。広告受け取りを断りたい場合、利用者はBoostのカスタマーサービスに電話でその旨を伝えられます。現在公表されているスポンサーはFox Searchlightから4月11日公開予定の「Street Kings」と自動車の「アキュラ 2009 TSX」。
Amobeeで興味深いのは最近、広告販売促進を目的にWinstar Interactiveと最近提携発表したこと。広告代理店との関係構築、広告販売関連業務のアウトソーシングと言った方がいいでしょうか。
Boostメモ
Amobeeメモ
「今年こそは」の声が聞かれるモバイル広告分野。同分野で「対象を絞り込んだモバイル広告提供が可能」とするAd Infuseが$12M(1200万ドル)の資金調達を発表しました。リード投資家はSoftBank Capital。これまでの投資ラウンドに参加してきたComVentures、Storm Venturesなども今回の投資ラウンドに参加しています。
| 社名 | Ad Infuse |
| ウェブサイト | www.adinfuse.com |
| 資金調達発表時期 | 2008年01月23日 |
| 今ラウンド調達金額 | $12M(1200万ドル) |
| 調達金額トータル | $17.5 M(1750万ドル) |
| 今ラウンドリード投資家 | SoftBank Capital |
| 今ラウンド参加投資家 | ComVentures、Storm Venturesなど |
| 設立 | |
| サービス内容 | 対象を絞り込んだモバイル広告ソリューションを提供 |
| メモ | CPM平均 $20ドル |
昨日書いたAOLによるThird Screen Mediaの買収は以前から話題になっていたもの。ある意味、アメリカ国内での業界サイドのモバイル広告事業にかける期待の高さが伺えます。さて、「モバイル広告に対するアメリカ国内の消費者の関心ってどんなかんじかな」と思っていたら、ちょうど、「Forrester Research」からのデータがウォールストリートジャーナル紙に掲載されていました(4月30日付け)。それによると、どうも消費者のモバイル広告の受け止め方は冷めたもののようです。その一部をここに私訳でメモしておきますね。パーセンテージ表示の数字は各項目について好意的に受け止めた回答者の割合を示します。ウェブ広告の古典(?)バナー広告は不振。携帯の画面の小ささを考えればそれも納得かもしれません。
| 無料ダウンロード(着信メロディ、ゲームなど)と引き換えに広告情報や広告を見る | 16% | |
| 製品や広告からのプロモーションコード入力が必要とされるキャンペーン | 15% | |
| 顧客囲い込みのための優待プログラムあるいは常連顧客優待カードなどを携帯電話番号と結びつける | 14% | |
|
12% | |
| 地図や道順案内の横に表示される形式の広告 | 11% | |
| モバイルゲーム内での広告(例:スポンサーシップ、ゲーム内での製品利用など) | 7% | |
| モバイルウェブページ上部におけるバナー広告表示 | 6% | |
| 広告主からのテキスト・メッセージ受信 | 4% | |
| 広告主から携帯電話宛の通話を受信する | 3% |
AOLがモバイル広告を手がけるThird Screen Mediaを買収。今日発表されました。Third Screen Media買収に興味がある企業としては、マイクロソフトなどもこれまでにうわさになりました。
アメリカでもモバイル広告が注目されるようになってしばらく。「実際にどの程度浸透しているのか」というのは気になりますね。以下、Third Screen Mediaが先週発表した資料からいくつか目についた点を挙げておきます。